192号:お盆行事

今週は、外に出る気がしないほどの暑さ。夕方に日影ができるまで、家の中での生活が続きそうです。さてお盆も終わりました。が、これまでと違うことが多くありました。お盆と言えば、勝本浦は13日の花火大会、14日のペーロン大会と賑わうのですが、今年はコロナで中止。しかし、さして何も感じずに過ぎました。担当者は伝統をつなぐという責任があり、行事の実行は一大事ですが、今年はゆっくりされたのではと思います。そこで感じたのは、今年の中止が must do として繋いできた様々な行事等の見直しにつながるのではということです。振り返ると、明治・大正生まれの親世代は慣例を粛々として繋ぎ、昭和の私たちも教えにならい継いできた。が、これからの世代には行事や慣例について、なぜ行われてきたのか、続けるのはなぜかという、意味づけが必要になっている気がします。「これまでやってきたから今年もやる」ではなく、物事の歴史や意味を分かりやすく説明することが大切。「しなければならない」ことを見直すよい機会です。写真は、勝本町花火大会。

2020年08月19日