聖母宮(正村町)は聖母宮のページ、厳島神社(中折町)は古代の勝本浦のページに掲載。勝本浦に は、それぞれの町の人々が守ってきた多様な神々がいます。近くに来たらお参りください。
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日月大明神(黒瀬町)
黒瀬仲の町の山側に入る通路を奥に進むと高台に鎮座している。御祭神として天照大御神・月読命を祀るという。太陽と月を祀り昼夜にわたって氏子を守る神。昔から黒瀬町内の人々がお守りしてきた神。
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龍神社(新町)
新町に鎮座。新町は昔は本浦といい、鯨組による開拓地と合わせ新町となった。龍神社は急傾斜(昔からの場所)にある。太陽の恵みに感謝の祈りを捧げ、自然の猛威を防ぐ神として祀られている。
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厄神社(築出町)
築出町に鎮座。築出は江戸時代の朝鮮通信史送迎の地として埋め立てられたところ。送迎に用いられることはなかったが、新しく住んだ人々が、災難防護、病気平癒、産業繁栄、文芸、学問の神として祀った。
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田ノ浦神社(塩谷町の上部)
塩谷町に鎮座。この地は「田の浦」、その前は「浜田」と呼んだ。海に沿った平地(浜)は、田畑が広がり、江戸時代に鯨組の基地となった。浜の神様は、山側のすぐ上から人々の行いを静かに見守られている。
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天社宮(塩谷町上方)
仲触に鎮座。祭神は道君首名(みちのきみのおびとな)。田の神として農業繁昌の守護神として祀られている。鯨組の納屋場のあった田ノ浦神社の上方の仲触に見つけた。以前、大阪から訪ねて来た人がいたという。
神社
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池廼(いけの)神社(田の中町)
田の中町に鎮座。この町は名のとおり、田の中に築かれた。そして田の下のほうに、上流から流れる水をためる池があり、その池の神として祀られた。裏には水路がある。
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金毘羅神社(琴平町)
琴平町に鎮座。漁業の神様で、人々に「コンピラさあ」と呼ばれ親しまれている。志賀山には二神が祀られており、神社右の通路を下ると志賀神社にいたる。
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志賀神社(鹿の下町)
鹿の下東・仲・西町の裏山に鎮座。人々に「おしかさん」と呼ばれ、三町にとって最も親しい神社。志賀山には二神が祀られており、神社右の通路を上ると金毘羅神社にいたる。
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若宮神社(若宮島)
勝本港外にある若宮島に鎮座。漁の神様として信仰されている。むかし帆船であったころ、漁師は前を通る時には帆を下ろし、手を合わせ拝んだという。
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池神社(馬場先町)
馬場先町に鎮座。この横にある井戸(水)の神。この先は、むかし田や畑で溜池や井戸があった。奈良時代に中央と地方を結ぶ交通制度としての駅家が置かれた場所といわれている。