162号:聖母宮の消火訓練

先週末から今週にかけて、低気圧前線の影響で暴風雨が続いた。そして、この低気圧は日本列島を縦断し東京に雪をもたらしたという。このところの悪天候の連続で、魚釣りに出かけることがなく裏の崖の整備(中腹にある古木の撤去)に取り組んだ。そのような中、26日(日)には聖母宮の消火訓練が行われた。午前10時半出火、サイレンの音とともに消防車が到着、放水があり無事終えた。が、見たところ(写真)では、実際に火事があったら全焼間違いなしという印象だった。お宮までの道路が狭小であること、路上駐車があれば消防車が入れないことが分かった。大切なのは、火を出さないこと、路上駐車をなくすこと、聖母宮の古くなった電気配線チェックを定期的行うことと思う。昨年末は、勝本浦で建物火災が発生し、夜中にサイレンが鳴り響いたが、幸い大火にはならなかった。港に沿って家々が立ち並ぶ街は、火災が起きれば大被害につながってしまう。防災意識を高めることが大事な地域だが、事前通知された消火訓練に見学者はわずか。少子高齢化のなか、色々の行事ごとは代表者の出席で良しとし、それぞれは気遣いなく過ごす。新たな浦の風習?になりつつあるのかもしれません。

2020年01月28日