156号:豆アジの食し方

12月7日は、壱岐市公民館大会における講演「持続的な社会づくりについて」を終えた。今週から壱岐CATV放送で2回の講演の様子が流れていて、近所の方からテレビで見たよという声も届くようになった。年末になり、やっとフリーの時間を持てるようになったと思ったが、やるべきことは多くある。久しぶりの釣りは、寒いからか釣り人が減ったように感じた。その釣りでは、ふだん小魚は持ち帰らないが、大きい魚がかからず釣った魚を全部持ち帰ると、妻が豆アジを南蛮漬けにして作ってくれた。アジの南蛮漬けは、骨頭の硬さが気になり食べるのに苦労したが、豆アジ(10㎝以下)は骨頭など気にすることなくびっくりする美味しさだった。次から豆アジは逃がさず持ち帰ろうと話すと、毎日の南蛮漬けは無理ですよとの声が飛んできた。身近な波止場釣りをして思うのは、家庭で食べるほどの魚は近くの波止場で賄えるのに、多くの浦人がなぜ釣りに取り組まないのだろうということ。そうか理由は、釣りは余裕の時間がないとできないこと、勝本浦で豆アジを釣ったなどと話すのは笑止千万なのかも知れない。写真は、釣り人の多い波止場。

2019年12月18日