155号:鯨組「羽刺唄」について
11月23日壱岐商業高校70周年行事の中で、江戸時代に栄えた鯨組の祝唄が復活した。33年前に壱岐ロータリークラブ10周年記念行事のイベントでおじいさんが歌った唄を私が聞いたのが始まり。唄の記録がなかったのでおじいさんを自宅に呼んでカセットレコードに吹き込み、文科省時代に音楽の先生による採譜を経て、今回太鼓部による演奏となった。演奏は参加者の関心を高め、来週から壱岐CATVで放送されることになった。月から日までの毎日「イキスぺ30」という番組で9:00~9:30、14:00~14;30、21:30~22:00の3回にわたり放送。放送時間は30分で後半は私の講演が入っているが、鯨唄を主にして15分に編集されている。また今回の件は、NHK長崎放送局でも取り上げられるようになった。12月17日18:10~19:00の「イブニング長崎」と12月24日11:45~12:00の「ヒルミテ」という番組で、私はインタビューを受けた。鯨唄の復活が壱岐の人々の関心を呼ぶことは、予想通り。これから先、唄が継承されていくよう頑張ってみたい。写真は、鯨組の豪奢な屋敷跡、石塀が残されている。