143号:湯ノ本研修会

先週の13日(金)は、町内老人会の研修会が開催された。午前10時公民館前集合、送迎バスに乗り壱岐島荘へ向かった。日程は、午前中温泉入湯、その後昼食を含めて懇親・懇談・カラオケ、そして自由時間(温泉等)を過ごし15時15分に帰路についた。老人会は小さい頃からの顔見知りばかりで、温の中やカラオケタイムでは昔話など懐かしく面白い話が絶えなかった。戦後の経済成長期を一生懸命に生きてきた今の老人が、余生を楽しく過ごすことは大切だが課題もある。現在の町内の人口構成は、老人が多数を占め若者の減少が進んでいること。後継者が無く空き家も多くなりそうなこと。経済は漁業で支えてきたが、近年漁獲減少に悩まされていることなど。その港に、このごろ測量船(写真)が浮かんでいる。5年後港の中央にある地区公民館前の埋立てが完了し、辰の島遊覧船の発着場など観光の拠点ができる予定。「漁業プラス観光のまち」へと、新たな発展のスタートになることを願っている。

2019年09月18日