134号:勝本浦の祇園祭

今朝(17日)は、テレビニュースとして京都四大行事の祇園祭が大きく取り上げられていた。が、ここ勝本浦でも聖母宮に合祀された八坂神社祇園祭の神事が、正村町・仲折町によって午前8時より執り行われた。山鉾行事など大きな催しはないが、16時子供会、17時30分ご神酒開き、19時から神前で神楽が奉奏される。昔は大人も子供も提燈に明かりをともして神社に参り無病息災を祈願したというが、形を変えていまも続けられている。人口減少と高齢化の中、行事をどのように継続していくかは地域の課題になっているが、勝本浦は22の公民館区がそれぞれに工夫しながらつないでいる。その祭りを見て思うことは、行事がいつどのようにして始まったのかなどについて、今の人に語り継ぐことがおろそかになっていること。自分たちの地域にとって、意義ある大切な行事であることが理解されれば、皆が快く参加し継いでいくことができるようになるのではないだろうか。これから始まる「まちづくり協議会」では、勝本浦の歴史・文化の啓発にも取り組んでみたい。写真は朝の祇園祭の神事、町内代表が参列。

2019年07月17日