132号:災害対策について

先週末から曇・雨の日が続いている。原因は、低気圧が日本列島を覆っていること。今朝は、九州地方の記録的な大雨について気象庁の緊急会見があり「自分の命、大切な人の命を守るため、早め早めの避難、安全確保を図ること」が求められた。幸い壱岐に警報はないが、その地区の人は早く行動をしてほしいと思う。近年、河川の氾濫や崖崩れは世界中で目にし、危険性の高いところがいかに多いかもわかる。大切なのは、自分の住む地域の状況を知ることだが、造成後の様子からはリスクの把握が難しい。今朝の新聞には、東京都江戸川区の水害対策があった。「高潮や洪水が起きるとほぼ全域が最大2週間浸水。70万人の区民に千葉や埼玉などへの広域避難を求める」との記事。私は東京在住中に東日本大震災にあい、身の回りのことへの対処は自分しかできないことを味わった。備えあれば憂いなしというが、まずは、自分の住処の状況をよく知ること。写真は、2年前壱岐の記録的大雨時、勝本港外の若宮島崖崩れです。

2019年07月03日