466号:磯(いそ)の口開け
磯とは、岩石の多い海の波打ち際をいう。勝本浦海岸は磯場が多く春になると節句磯と言って、3月3日の節句に併せて弁当のおかず取りとなる磯漁に出かけた。私も中学生の頃だったと思うが、父と一緒にサザエ、ウニ、ガゼ、トコボシなどを入れる樽を腰につなぎ、箱メガネを手にして海に入り腰以上につかる所で、漁をした経験がある。帰郷してからは、磯が行われていたことは知っていたが出かけることはなかった。が、グランドゴルフ仲間の漁師から、広場のすぐ先のオンタナ(HPトップ画面の白い広場の先)に出かけている話を聞き、今年は自分も行ってみようと監察(写真)を購入した。現在は口開け日(4月28日から7月13日)が設定され、磯に出かけるには鑑札(漁協発行)が必要になる。口開け期間は6回で、次は5月26日から6月30日。その後3回のチャンスがある。大変なことだが、監察を背につけて一度入ることができればと思案中。