459号:第97回選抜高等学校野球大会
3月18日に春の選抜甲子園大会の開会式が行われた。テレビで入場行進する中に、21世紀枠で甲子園初出場を果たした壱岐高校野球部の姿があった。試合は第3日の第3試合で、東洋大姫路高校と対戦。応援も壱岐から全校生徒や保護者等、全国各地に住んでいる壱岐出身者も多く駆け付けるという声も聞く。壱岐のスポーツの主役は昔から野球であったように思う。私も中学時代は勝本中学野球部で壱岐郡中体連では、郷ノ浦の武生水中学と決勝戦を戦い延長戦の末同校優勝となった。今回出場する壱岐高チームは20名の中、9人が勝本中学、8人が武生水中学で、その仲間達が高校で集まり甲子園を目指そうという夢を達成した。試合では全力を出し切って戦ってほしい。勝本浦では写真のように、応援の心を表した「頑張れ勝本浦の4球児」という看板も見られる。頑張っている浦の子供に、応援のメッセージを贈る。その看板は、広く子供の成長を応援する浦人の心の表れでもあるように思う