398号:未知の神社探し

夏の暑い盛りですが、暇の時は勝本浦・可須村(西戸・東・中・大久保・坂本の5触)の神々の写真撮りと文章作成など最終段階に入った。が、まだ訪れたことのない神社が二つある。唐津の波多氏が陣所を置いた唐津城址(烏山頂上)にある御崎神社と、神の通り道と呼ばれている神通の辻にある神通神社。この写真撮影ができれば完成が見える。その中、福岡に住む友から「9月5日、最後の壱岐商高同窓、喜寿の会」案内はがきが届いたという電話があった。ついでに神通神社について聞くと昔お参りしたとのことだが、頂上に向かう道は途中までしかなく、辿り着くには草木を分けてひたすら頂上めがけて歩くしかないという。話の続きで結局喜寿の会前後に、二人で神通神社参拝に挑戦することになった。写真撮りで気づいたのは、本来の神社の姿は在部(農業)にあること。木の鳥居と石垣に包まれた石祠は神秘な思いを抱かせてくれる。人々が忘れ去らないように努めることの大切さを感じます。写真は、仲触の稲荷神社。

2024年08月07日