374号:今日もまた雨

今朝起きて窓から外を眺めると曇り空と雨だった。外でのグランドゴルフは出来そうもないが、心配することはない。昔の可須村(西戸触、東触、中触、大久保触、坂本触)と勝本浦の神々についての学習がある。昨日は学習の中で、在部の大神宮と浦部の神明社について新たな発見をした。この二神社の祭神が、天照座皇大御神(あまてらしますすめおほみかみ)であること。伊勢の神宮は、平安時代から皇室だけでなく、庶民からも広くみたまのふゆが拝まれるようになったこと。各地に見る大神宮、神明社の類がこれであること。今まで気になっていた事柄だが、江戸時代初期に壱岐は農村の在方と漁村の浦方に大きく分けられ、在には庄屋、浦には浜使役所(浦庄屋)が置かれた。その庄屋の住む地(西戸と黒瀬)に二社が祀られている。つまり二社は庄屋が勧請し村人、浦人と一緒に建立された宮であること。祀られたのは寛文3(1663)年、神明社は明治45(1912)年聖母宮に合祀となった。写真は、雨の中の木の花。

2024年02月21日