348号:第105回全国高校野球選手権大会
昨日の午後は、夏の甲子園球場で開催された決勝戦、仙台育英(宮城)と慶応(神奈川)の対戦を楽しんだ。試合は夏連覇を目指した仙台育英を、慶應が8対2で下し1916(大正6)年以来107年ぶりの優勝を飾った。閉会式の校歌斉唱は、相方がテレビの前で起立し共に歌っていた。慶応との付き合いが始まったきっかけは、長崎県教育庁から当時の文部省への移動だった。その移動により4女と長男は東京都の中学、小学校へ転向。そして、4女は東京都の三田にある慶応女子高等学校、長男は神奈川県の日吉にある慶應義塾普通部で学ぶことになった。お陰で入学・卒業式、文化祭、体育祭などを通じて「自ら学び、自ら考え日々こつこつと学びを続ける」という、建学の精神を体感する機会が持てた。昨日の決勝戦も、選手の自主性を重視し、選手自身が考える「エンジョイ・ベースボール」を垣間見たような気がする。思い出に残る一日でした。