344号:夏の始まり

火曜日(25日)、気象庁から九州北部の梅雨明けが発表された。平年より6日遅く、昨年より3日遅い梅雨明けという。壱岐も晴れの続きで、外に出ると日照りが強くいよいよ夏かと思う。夏といえば様々な行事がある。代表的なのはお盆だが、家族にとって墓掃除が一番の仕事になる。湾岸に沿った浦の墓は、背後の丘陵地に持つ家が多く大変な作業になる。我が家は、月曜日の夕方にお墓の草取りと周りの木々の剪定を済ませ、火曜日に掃き掃除を行った。用具は、草刈り機、剪定ハサミ、枝切りハサミ、ノコギリ、ほうき等で、日中の重労働はこの先どうなるのやらと思う。そして、隣の中折町は23日に弁天様の祭り、正村町は8月1日に祇園様の祭りと続く。奉納神楽に浦中から人々が集まったが、近年は少子高齢化の影響か、担当役員の姿が目立ち大変化した感がする。写真は、弁財天を合祀する中折の厳島神社(祭神は市杵島姫命)。大和政権が朝鮮との通交の島々に祀った海の神の社で、ここは海の瀬だった。

2023年07月26日