343号:子供プールの改修
馬場崎公園には、壱岐市唯一の室外子供プールがある。このプールと傍にある鉄筋コンクリートの東屋(休憩用の建物)は、劣化が進み改修要望が続けられてきた。が、今年度は話し合いを経てまちづくり協議会でプールの改修、県振興局建設課で東屋の改修を行うようになった。お陰で夏休みを前にしてプールのペイント塗りは完成間近だが、東屋は立ち入り禁止の張り紙があり改修は11月頃という。その光景を眺める人からは、プール遊びの子供、付き添いの親や爺・婆の健康管理(熱中症等)は大丈夫かという声が届いた。そこで担当課に状況を聞くと、東屋は早期着工が難しいことから仮設テントの設置について検討中という回答を得た。平成の市町村合併で4町が壱岐市に一本化され、行政が遠くなった気がするが、課題はきちんとした手続きを経て解決していくことが大切と思う。昔は担当課を通さず、行政トップや議員への依頼が多かったように思うが、正当な手順を理解し意見や要望を届けることが重要になっている。