328号:新埋立地

勝本港の埋立は2022年(令和4)年度完成予定だったので、本来なら今年の3月31日に完成していたことになる。が、途中で護岸一部に崩壊等がみられたことから設計変更が行われ遅れることになった。現在の状況は写真のとおりで、埋立後の姿をイメージできるほどになった。いろんな人に埋立てについて質問すると、もっと広く埋め立てるべき、そこに「道の駅」等の声が多い。が、①辰の島遊覧船の乗り場を移動し商店街と一体化させる。②観光バスの駐車場を設け壱岐北部の観光拠点にという目的は果たせる。壱岐の観光地に欠けることは、広場(休息場)が少ないこと。歩いて回るのみでなく、疲れたときに休む場所が必要になる。漁業+(プラス)観光の街を目指す勝本浦にとって大切なのは、美しい海の景観や史跡等を楽しく巡る環境を整えること。そのような観点で、まちの活性化を考えていくことができればと思う。

2023年04月05日