320号:洋上風力発電意見交換会

先週の土曜日、在部にある「ふれ合いセンターかざはや」で19時から20時30分の予定で市民向け洋上風力に関する意見交換会が開催された。案内は公民館の回覧板や放送であったが、何人が来るのだろうと思った。おまけに土曜日は寒さが強く開始は夜の7時、会場は浦部でなく在部。出かけには車が必要だが、漁師は船の免許は持つが車の免許はほとんどが持ってない。予想は当たり参加者は20数人で、定員80名を大きく下回った。洋上風力発電は、県における適地エリアの決定、市における候補エリアの決定を経て、今は導入可能性エリア決定の段階にある。そこでは景観の現地視察会や地域住民との意見交換会が求められる。会は大学教授と市職員による講演、意見交換があった。が、壱岐の大転換ともなりうる大事業について、市民参加がこれではと一抹の不安を感じる。大切なのは、市が広報手段を通じて市民の理解を広げていくこと。写真は、昨日午後一斉に沖に出る漁船。何事かと思ったらイルカ追い行事だった。

2023年02月01日