304号:現代よもやま話

昔(先週)朝早く玄関からの呼び出し音が鳴った。出ると元漁師のじいさんが、草花の苗の入ったポリ袋を提げて立っていた。ばあさん(相方)からの頼まれで、馬場崎公園に植えてほしいとのことだった。そこで二人で公園に向かうと、GG仲間のじいさんがいた。話をすると、小屋からカマカギを持ち出し草に覆いつくされた花壇に向かった。これは大変、まず私が耕運機(まちづくり協購入)で耕やすことを話して午前中に終了。そして午後、公園に行くと先ほどのじいさんが苗を分けて25mほどの花壇に植えつけを終えていた。翌日、花植えを頼んだばあさん(GG仲間)は花壇を見て、苗は一本ずつ短く切って植えたがよいといった。植えたじいさんは、それなら植え直そうと作業に取り掛かろうとしたがそのままでよいと治めた。思いついたこと、言われたことをすぐに実行する現代高齢者ばなしです。お陰で旧ゲートボール場は、見違えるようにきれいになっています。花の名は日照草、聞いたじいさんには「すべりそう、ひべりそう」と聞こえた。

2022年10月12日