295号:お盆行事

お盆が近づくと、どの家も仏壇やご霊前・お墓を掃除して備える。そして、13日に迎え火を焚き、16日に御仏及び御霊をお送りし早朝に墓参りをする。昔は期間中に、親戚が集まり大賑わいをしたが、今は様変わりした感がする。また、恒例の行事としてペーロン大会と花火大会があったが、コロナの影響で2年間中止が続いていた。今年も中止と思えたが、花火大会(13日20時から22時)が3年ぶりに開催された。勝本港の中心部の東側にある漁業協同組合から打ち上げられる花火は、迫力満点でぜいたくを言わなければどの家からも高く上がった花火を夜空に見て、ドーンという音を聞くことができる。しかし、花火を久しぶりに味わおうと外に出た。海岸通りは顔見知りの人も多く、また机・椅子を持ち出し家族で楽しむ様など、納涼花火大会が地元に根付いていることを感じた。人口減少や少子高齢化で、行事をどのようにしていくか課題となっているが、持続可能な形で続いていくことを願っている。

2022年08月17日