266号:ヒマヒッカグの会

予定していた千葉県への出張は中止になった。現在の感染状況を見るとやむなしと思う。壱岐市も昨日までに14人の感染者が発生、新感染者が出た際の市役所放送は市長の声が流れる。が、いつも決まった内容で、変わるのは感染者数のみ。市中感染なのか島外往来者なのか、市民が注意すべきことが分かるように話してほしいという声が多い。ところで長い間取り組んだ旧ゲートボール場の整備も一段落を終えた。次は集まりのグループに名前を付けて、まちづくり協議会に登録という話がある。そこで会の名前を募ると「暇人会グループ」という案が出てきた。が、暇人ばかりでなく現役漁師、商売人もいる。何かいい名がないかと「壱岐の方言」を調べると「ヒマヒッカグ」という言葉を見つけた。ヒマヒッカグとは、暇をつぶすという意味。生活の中にできた暇をつぶすため、ゲートボール場にある小屋に集まる。そのグループがゲートボール場の管理を行うとともに、凧揚げなど昔遊びを子供たちに体験させることを目標にすればよいと考えた。同様のグループ「ヒマヒッカグ2号」が、立ち上がるのを期待したい。写真は、旧ゲートボール場。

2022年01月19日