254号:コロナ感染者数の急減少
コロナ感染者数が減少し始めた頃と思うが、テレビ(東大の児玉名誉教授の話)に、ハッとしたことがある。「ウイルスは増殖する際にコピーミスが起きて変異株が出現する。その中に増殖の速いタイプが生まれ、急速に感染拡大していく。が、増殖が速ければコピーミスも増える。その結果、一定の区切りを超えるとウイルスの生存に必要な遺伝子まで壊してしまい、ウイルスが自壊する」という。現在の感染状況を見ると、その通りのように思うが、日本はプラス国民のまじめな対応にもある。先週博多へ出かけたが、道行く人はほとんどがマスク着用。ホテル等では無接触の温度計測。セルフサービスの朝食で好きなものを取る際にポリエチレン手袋の使用等々。皆がいやな顔することなく決められたとおりに行動する。外国では第六波による感染拡大で大変な所もある。が、日本との違いは人々の自主的な取組みにあるように思う。これから冬が訪れるが、第六波を迎えることなく過ぎればと願っている。写真は、海上パレードに参加した辰の島遊覧船。人気船長による特別サービスです。