253号:勝本浦「港祭り」
聖母宮のお祭り(10日~14日)が終わり、翌日の15日は続いて「港祭り」が開催された。催し物は、漁船の海上パレードと陸上パレード(海上自衛隊の龍踊り、小学生の鼓笛隊、公民館・商工会・漁協などの踊りが浦部をパレードする。今年はコロナ下で海上パレードのみだったが、その様に驚いた。以前は、各船が大漁旗を立て長い行列を作り港内を回るのだが、今回は港内 → 辰の島 → 若宮島 → 港内と回るパレードだった。圧巻は、各船が若宮島から港内に向けて全速力で走る水上モーターショー(写真)。この祭りは、昭和33年頃の護岸工事の落成式を兼ねて始まったというが、その頃は鯨伏の本宮八幡宮の祭り(10月15日)に勝本浦から神輿を乗せる船を出していたが中止になり、同じ日に勝本浦の港祭りとして行うようになったともいわれている。いずれにしても、船が船首を浮かべ走る様にはすごさを感じる。港祭りは形を変えながら今があるが、もっと多くの人が見ることができる日曜日に開催できないかと思った。