251号:市議会の視聴について
壱岐市には、全域をサービスエリアとする公設民営ケーブルテレビ局がある。放送内容は、「イキテレチャンネルガイド」で知らされるが見ることは少ない。が、今年に入り面白くなった番組がある。「市議会中継・再放送」で、今年の議員選挙で4人の新人が加入し、活発な質疑が見られるようになった。市議会は、市民代表の議員が要望や意見を市政に反映させ、市政の方向を決める重要な役割を担う。従って、議員と市当局が互いにけん制しながら均衡を保ちつつ、共に市政の発展のために活動していくことが求められている。現在は、令和2年度決算特別委員会の「壱岐イルカパーク&リゾートの決算書に関する内容」が集中審議されている。放送のよいところは、議員や市当局の質疑を直接見ることにより、市政に対する関心が高まること。そして、誰がどのような質疑に関わりどのような発言をしているか、意見や態度をよくみて一票を投ずるというように、市民の投票行動を大きく変えることになる。議員や市当局は、一層の緊張感をもって議会に臨んでほしい。写真は、定例会9月会議の模様。