249号:物見台の訪問者

コロナ架で人の移動が制限されるなか、先週末からの三連休は違う動きが目についた。東京・埼玉からの観光客:午前にメダカの餌やりなどを終えた後に、裏の物見台(写真)に上り港の様子を楽しんでいるが、観光客と思われる男女4人が私を見つけて上ってきた。宿泊は郷ノ浦で今日は北の勝本浦を訪ねたということだった。それを見た相方が勝本浦観光案内パンフレットを持ってきたので、文禄・慶長の役、江戸時代の朝鮮通信使や鯨組などについて説明した。また、東京務めの思い出(ゴルフ部、石川遼)話にはびっくりした様子だった。その他に、いつもと違う光景が見られたのが、辰の島遊覧船と渡海船の利用者数増。そして、漁師が経営する遊漁船に釣り客が乗って港を出たり入ったりする様子は新鮮だった。水温上昇や魚価の低迷などで休漁が目立つが、遊漁船は勝本浦の新たな動きと思われる。あとは観光バスが島内を走るようになれば、もっと活気に満ちた港になる。遊漁船は現在5隻いるが、2隻の船長は同級生の子。頑張れという願いを込めて船を眺めている。

2021年09月22日