244号:夏の終わりに思う
16日の朝に先祖をお見送りし、その後にお墓参りをしてお盆を終えた。昨年に続きコロナ下でのお盆ということで、いつもとは様変わりした感じがした。花火やペーロン大会などの行事が中止され、里帰りする家族にも県境を越えた移動制限が要請されたからである。孫にしばらく会っていないという声もよく聞いた。また、お盆に帰りたいという家族に対し、コロナ下だから帰らない方がよいと返事をしたという話も聞く。今年のお盆は終わってしまったが、よく考えると緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の指定を受けた所に住む子供達にとって、感染リスクの少ない地方はよき生活の場といえる。感染者が入り込むとリスクは高まるが、そうでない場合は迎えてあげてもよいのではないかと思う。感染者ゼロの勝本浦はマスクを意識することなく外出ができ、海岸散歩、史跡巡り、魚釣り、プール遊び、海水浴、そして辰の島遊覧船など、子供たちにとって有意義なときを過ごす環境が整っている。遊んで喜び、進んで夏休みの課題に取り組む元気な孫の姿は、爺・婆にとっては何より。写真は、勝本浦ペーロン大会の様子。