243号:東京五輪 閉幕
第32回夏季オリンピック東京大会が閉幕した。コロナが拡大し緊急事態宣言が発せられる中だったが、無事に終了したことを喜びたい。大会期間中に感じたことは、無観客ではあったものの代表選手の競技に打ち込む姿が、感動を十分に与えてくれたということ。また、コロナとオリンピックは別次元のものと思わせてくれたこと。開催地ということもあり、日本選手の活躍が目立ったが5年間に及ぶ鍛錬の様を聞くと、素晴らしい人間ドラマを垣間見るような気がした。そして、コロナ下で運営に関わる人たちに対する感謝の気持も自然に沸いてきた。閉会後、大会のすごさを改めて思ったのは参加国・地域が205、参加選手が1万1千人、競技種目が33競技339種目と過去最大規模であったこと。選手・大会関係者へのコロナ検査数が60万回以上で陽性者が456人と大変な中、全種目でメダルが確定され予定された日程を終えることができたことがある。色々と反省することも多いと思うが、先ずは大会を支えたすべての関係者と選手の頑張りを称えたい。写真は、8日の閉会式。