238号:少年野球のごとき活躍

令和3年度1学期末になる。が、このごろ痛快に思い、しばらく続いてくれと願うことがある。少年野球に見る怪物(スター)のような活躍を本場アメリカ大リーグで為している大谷翔平選手の一挙手一投足である。想定以上のホームラン数、塁に出れば隙を見つけて盗塁、バッターボックスでごみ拾い等などだ。夢を見ているというか、日本の少年野球の延長のような気もする。私は小さい頃の遊びといえば、野球といった時代を生きた。そして、中学3年の壱岐郡中体連はショートとピッチャーで出場。決勝戦は1点差で9回の裏をむかえ、ツーアウト後のバッターボックスに立った。そして、ツースリーからのボールを引っぱたくとレフトセンター間にライナーのボールが飛び、追ったセンターの足間をボールが抜けていくのが見えた。「走れ!走れ!」の大声援のなか、転びそうになりながらホームベースを駆け抜けた思い出がある。試合は延長の末、両校優勝となった。大谷選手の活躍は、野球に明け暮れた多くの野球少年の楽しみになっているに違いない。写真右は、父の壱岐郡青年大会100m優勝カップ。左は、私の壱岐郡中体連400m1分0秒5新記録賞の盾。

2021年07月07日