史跡等の由緒調べ
勝本浦ご案内パンフレットは、来週印刷が始まり再来週(29,30,31日)に届く予定。壱岐に帰郷し4年が経過するが、年ごとに目標を決めよくやったなと思う。家の環境整備、勝本浦案内ホームページ、傾斜の石垣積み、勝本浦ご案内パンフレット。そして、さて次は何をと考えるようになった。パンフレットの作成で感じたのは、様々な歴史・文化の残した史跡等について、よく知られていないということだった。また、お社やお堂などはどのようにして祀られてきたのかがよく分からない。鹿ノ下東・仲・西の3町が祀る志賀神社の祭神は、上津綿津見神・中津綿津見神・底津綿津見神。渡(綿)とは、海上を往来するための名。津見とは、そうした霊力の持ち主のことで、航海守護の神ということになる。漁業のまち勝本浦の漁師が、上(海上)、中(海中)、底(海底)の自然現象と交感するなかで生まれた船霊信仰、えびす信仰などにより祀られたお社。昔の絵図に祭神の神徳や由緒等を追加する。大変だがおもしろい学習になりそうな気がする。写真は、海神を祀る志賀神社。