185号:よき趣味の場
早いもので2020年の半年が過ぎ、後半を迎えようとしている。予定通りなら東京オリンピックを前にして、日本中が大騒ぎをしているところだが、予期しないコロナウィルスの影響で世界が様変わりの状態にある。過疎の壱岐はお陰で普段と変わらないが、感染予防の気持ちは強いように思う。延期されていた中体連も遅れて実施。しかし、反対の声もある。それは感染者ゼロの壱岐で、都市並みのコロナ対応の授業等が行われているのに、なぜ外では密の状況を許すのかという意見。大変なところもあるが、それぞれの活動は多様である。私事でいえば、今はスイカの雌花や雄花を見つけ受粉に取り組んでいること。また、新しく植えた二本のミカンの木の葉っぱがおかしいと思い見ると、アゲハチョウの幼虫が食い荒らしているのを発見。殺虫剤を撒くか考えたが、幼虫を取り除いたこと。孫が近くにいれば、幼虫をかごに入れ羽化の観察に活用できたかも知れない。戦後生まれの私の小さい頃は、海や山は遊び場で学習の場には程遠かった。が、高齢の今になって、神様がよき趣味の場にしてくださっている。不思議な日々です。写真は、スイカ花の送紛者、蝶。