69歳で壱岐に帰郷。もう仕事はしないと決めたが、まちづくり協議会長を引き受けた後に他の会議も増えた気がする。その一つに、勝本小学校150周年実行委員会がある。学校では運動会等で記念事業を取り入れているが、外部実行委員会として何を行うかを審議する場。そこで提案したのが、100周年事業で作成された「本校の沿革と郷土の推移」をデジタル化して作り直すこと。課題は、墨筆をデジタル化する作業を誰がするかという点。学校の玄関横に掲げられた額を写真に撮り、データ化することができないかと思ったが、外部委託の意見が出て会は終わった。それからスマホで撮影した写真を印刷したりして、パソコンで試行する中で解を見つけることができた。写真の編集機能を使って文字の部分を①トリミング、②テキストをスキャン、③コピーしてワードに張り付ける。文字化けはあるが、打ち直すことを考えると大した負担ではない。パソコンは想像以上の機能を持っているが、使いこなすことが大変。しかし、老後にしてあきらめず探る中で解決にたどり着くのは嬉しいこと。先には、パソコン画面の写真をスキャンできないかと考えたが、これは子供からの指導で簡単にできた。
令和6(2024)年8月8日、韓国からの「朝鮮通信使船」の復元船が261年の時を経て壱岐市勝本港に寄港しました。