令和7年度正村公民館の発会が3月29日、老人会の発会が4月1日に開催された。正村公民館の戸数は35戸で、近年は課題も多いが各種行事も順調に進められ健全な会と言える。会では二つの意見を述べた。一つは婦人会の解散について、婦人会は仕事に就く人が増えるとともに、会の存続意義が見失われ各公民館で解散が続いている。正村婦人会の主活動は「ゴキブリ団子作り」で、この活動の停止とともに解散が提案された。私は町の婦人会の登録は廃止してもよいが、婦人の交流の場としての会は存続すべきと提案した。もう一つは、正村公民館が主となり行っている祇園祭について。毎年この行事で気になっていたのが、参拝者が役員のみになっていたこと。祇園祭は昔、子供の祭りとしての性格が強かった。女の子が生まれた家では長刀を、男の子が生まれた家では槍を奉納。そして、その子が初めての祇園祭を迎えたときその長刀や槍をもらって帰ったという。そこで、祇園祭にはこどもが参拝するよう工夫してほしいと提案した。老人会は浦部で壊滅状況ですが、「正村聖母会」は正会員が31名で持続可能な会としての代表例と言えます。写真は、庭の桃の花。
令和6(2024)年8月8日、韓国からの「朝鮮通信使船」の復元船が261年の時を経て壱岐市勝本港に寄港しました。