前回のブログで、22日に勝本浦でマグロ販売会が行われることをお知らせした。当日はあいにくの雨だったが販売会は実行。私も様子を見ようと、傘を差し15分前の8時45分に着いた。会場は家から10分ばかりだが、びっくりしたのは長い行列だった。その様子を写真に撮り、列に並ぶと110番ぐらいとのことだが、購入できそうと安心して開始を待った。その後も人々が増え列は300人ほどになった。豊漁が続くマグロが浦人に届かない。「まち協」が主となり実施した会だが、このようなことは漁協が魚の直売場を設けて行うべきだと思っていた。去年だったか、魚の販路改革のニュースがあった。漁業者は釣った魚を漁協のみに揚げるのではなく、卸売業者や販売者へ直接売ることができるよう改善された。漁業者にとって良いことだと思ったが、壱岐市は昔のままの形態が続いている。魚を組合に揚げないと、油や氷の販売をしないなどと脅せば独占禁止法違反になる。勝本浦では、漁業の後継者育成等も大きな課題。組織の縮小対策だけでなく、魅力ある漁業へと改革を進めることが大切になっている。
令和6(2024)年8月8日、韓国からの「朝鮮通信使船」の復元船が261年の時を経て壱岐市勝本港に寄港しました。