193号:Go Toトラベル

今朝の新聞に、政府の旅行需要喚起策「Go To トラベル」の利用者が7月27日から8月20日までの期間で少なくとも420万人にのぼったという記事があった。そういえばこの頃、島外観光客が勝本浦の地元ガイドの説明により浦部を散策し、辰の島遊覧を楽しむ姿が目立つようになった。昨日は案内の場の近くで説明を聞いたが、朝鮮使節が寄港したときの様子(接待と送迎は沿道の諸大名の役目で、正徳元年の三日間の供応に費やされた品目と数量、やまいも千五百本、鶏卵一万五千個、アワビ二千貫目、スルメ五千斤、米五十石、清酒十五石など)を取り上げ上手く話しがされていた。旅行客は大阪の旅行会社が企画したツーリズムの一行で、8月19日から9月9日まで予定。勝本浦といえば、今は漁業の町だが、これからを考えると漁業に新たな産業をプラスすることが必要と思う。その新たな動きとして感じるのが辰の島遊覧船など観光需要の高まり。そして次に地元の観光ガイドの活動が見られる。写真は、物見台から眺めた寝島。百合若大臣が鬼退治した後、疲れて寝た島と言う。

2020年08月26日