191号:夏の味

夏休みに、子供や孫が帰省した時のために植えたものがある。西瓜(スイカ)、原産は熱帯のアフリカ。去年初めて育てたが、びっくりするぐらい採れた。それで今年もと6月3日に苗植え、7月に花が咲き受粉に取り組んだが、雨の日が続き球形の果実が落ちた。今年はダメかと思ったが、8月に入り大・中・小のスイカが姿を見せるようになった。そして朝にスイカをたたき、音を聞くようにしているが今ひとつ。だが、14日に孫たちが帰るので、今夕はスイカを食してみようと思っている。多分素敵な夏の味覚を味わえると思う。また昨日は、波止場釣りを楽しんだ。竿やえさは前もって爺が準備。アジとグレ(勝本ではクロ)をねらったが、思惑通りに大きなクロとベラに小アジが釣れ、クロの刺身が夕食のテーブルに載った。勝本浦は海の幸によく恵まれた所ですが、屋敷の中に庭を持つ工夫をすれば、山の幸も十分に味わうことができる。だが、幸に恵まれるには、休むことなく働くことが必要。私にとって、時を無駄にすることのない良き場です。

2020年08月12日