145号:潮位の上昇

先日(9月23日)、ニューヨークの国連本部で、60以上の国の首脳らが気候変動対策の具体策を表明する(気候行動サミット)が開かれた。そこでは、若者を代表してスウェーデンのグレタ・トゥンベリさん(16歳)が演説したが、その言葉が心に響いた。「未来の世代はあなたを見ている。私たちを裏切る道を選べば許さない」、「すべて間違っている。私はここにいるべきじゃない。学校にいるべきなのに」、「私たちは絶滅の始まりにあるというのに、あなたが話すのはお金や永続的な経済成長のことばかり」、「この状況を理解していて行動を怠り続けるなら、あなたは悪だ」、「あなたが望んでも嫌がっても、ここから世界は目を覚まし、変化は訪れる」。ある指導者は、地球温暖化はフェイクと言うが、世界で発生している温暖化の現象と被害状況が地球人に警鐘を鳴らしている。勝本浦も昔からすると潮位の上昇が見られる。大潮の満潮には、低地に海水が上がるようになった。一人ひとりがいま何をなすべきか考え、できる小さい実践を始めることが大切。写真は地区公民館前、この前が最低地だが埋め立ての際にかさ上げ予定。

2019年10月02日