494号:大規模火災に大雨

先月の中ごろだったと思います。大分市佐賀関で発生した火災は、あっという間に火の手が拡大し、港町の170棟を燃え尽くしました。私が住む勝本浦も木造住宅の密集地です。その後の11月26日は、香港で7棟の高層マンションが大炎上。火災をめぐり当局の責任を追及した男性逮捕。そして12月に入ると、インドネシア・スマトラ島で洪水や土砂崩れが発生し、死者400人超、行方不明者400人上回るというニュースが入りました。感じるのは、様々な災害が地球上の人間の営みと関連しているではないかということです。密集の町やマンション火災は、産業の発展と共に開拓された所。洪水は、山野を開拓し人の住居としてきた所。地球は、人々のより良い生活のために変化していく中で、安定の条件を超えてしまっているのかも知れない。などと恐れを思うことが多くなってきた感じがします。今は、明治初期に創立された勝本小学校150周年の沿革を振り返っています。1世紀半に及ぶ記録は、いろいろと思考を広めさせてくれます。写真は、12月を迎え開きだした庭の山茶花。

2025年12月03日