387号:挿し木に再挑戦

島国日本には、大小さまざまな浦部(地域共同体)がある。共通するのは広場が少ないことと思うが、勝本浦は経済成長期を経て大きく変わった。最初に行われたのが海岸道路の設置。そして、漁船の係船と防波の突堤設置。それでも物足りないと外港が設置され、埋立地には公園や広場が造られた。しかし、その管理は市という思いが強く、利用者が少なくなる中で荒れ果てた。帰島した私が感じたのは、広場等の管理は利用者が主体的に取り組まないといけないということで、25m四方の旧ゲートボール場、50m四方の広場をきれいにした後、旧ゲートボールにアジサイを植え、昨年は広場に36本の月桂樹を挿し木した。が、つがったのは2本。挿し木は初めてのことで、庭の月桂樹の枝を切り一晩水に浸して植えたが失敗。今年は枝を1時間ほど水に浸し、土を入れた鉢に枝を挿して発根を待って広場に植えようと準備中。新しいことには、学びがついてきます。

2024年05月22日