市民の主体的活動
壱岐市自治基本条例の基本原則に、「まちづくりの主体は市民であり、市議会及び市長等は、市民の自主性を尊重するとともに、その取り組みを支援すること」とある。今年は、外港埋立地の荒れた「馬場崎公園広場」を使えるよう取組を始めたが、11月末に「壱岐振興局建設課」と「壱岐市水産課」の支援を受けて広場全体の改修へと進んだ。作業は、手付かずの広場半分の掘り返し、草の除去、地固めとなるが、今はグランドゴルフ仲間が草の除去(写真)に取り組んでいるところ。これが終了すると地固めがあり、その後には念願のグランドゴルフ8ホールが完成する。数人で始めた広場改修が、まさか全体にまで及ぶとは考えられなかった。公共財の管理に、主体的に取り組む市民の姿勢が評価され支援につながったよき事例と言える。少子高齢化の中、地域に多くの課題があるが、解決に向けて市民の主体的な活動が欠かせない。勝本まち協には、このような取り組みを支える登録ボランティアグループの制度がある。