354号:勝本浦まちづくり協議会の敬老事業

まちづくり協議会は、3年前の1月に開所した。小学校単位の地域が一体となり、地域の課題について住民が主体となって問題を解決しながら、地域を持続可能な町にしていくのが目的となっている。この目的に沿い色々な事業を行っているが、敬老事業は多くの参加者を得て活動がなされている。その一つに「壱岐めぐりバスツアー(10月1日と8日」があり、私たち夫婦は1日のツアー(38名)に参加した。その中で一番盛り上がったのは、湯ノ本浦にある温泉での昼食時(ビールと焼酎は有志が自主的に持参)のこと。2階に場所を取ったグループは、店の主人を呼んでカラオケの使用ができるよう依頼。顔見知りの主人はすぐに準備を終え、カラオケ大会が始まった。1時間半ほどの昼食時間もあっという間にすぎたが、数人から次の猿岩見学はいかずに、ここでカラオケをしているので、バスの帰りに迎えに来てほしいという声が飛んだ。しかし、このことはかなわず記念写真撮影場所の猿岩に向かった。宴会はカラオケが付きものだった高齢者にとって、今も余興にはカラオケは欠かせない。場のムードがさっと変わる、歌声などすごい馬力です。

2023年10月04日