302号:壱岐市洋上風力発電

洋上風力発電所は現在、国において5つの促進地域(長崎県五島市沖等)、7つの有望区域(長崎県西海市沖等)、10の一定の準備段階に進んでいる区域(佐賀県唐津市沖等)が選定されている。壱岐市はこの前の段階で、県による3つの候補エリアの抽出を経て、現在は導入可能性エリア(導入に関する条件や具体的な範囲を取りまとめた壱岐市の総意となる区域)の設定に向けた検討が進んでいる。予定通りだと、令和4年度中に導入可能性エリアが設定。促進地域になるまでに3~5年、風力発電施設の設置まで6~8年とされている。高齢の漁業者は目にすることができないかもしれない。が、これは壱岐の産業経済に革命的な変化を及ぼす事業になる。従って、今の段階から市民に向けた適切な情報提供を行ってほしいと意見を述べた。先日の新聞に「北海道で2023年から国内最大級の陸上風力発電設備(原子力発電所半基分が稼働)との記事があった。原子力一基分となると、壱岐一番の岳の辻(212m)より高い3枚羽の発電機が70基ほどと言われている。写真は2年前に撮った北九州市沖の実証機。

2022年09月28日