246号:秋(9月から11月)

秋と辞書を引くと、「昼が短く夜が長くなる。五穀や果実が実り、やがて木々は葉を落とし、草花は枯れ冬へと向かう。」とある。確かにその現象を実感することがある。波止場からの釣りで、日の入りが早くなったこと。庭の木々(柿、キンカン)は緑の葉が美しく果実が育ちつつあること。そして、いつの間にか冬を迎えて月日のたつのを早く感じる時が来る。が、その経過をゆっくり感じながら過ごす事が大切。そのためにと夏の終わりに、畑に植えていたスイカの苗を掘り起こして耕した。スイカ植えは3年目になるが、豊作が続いている。その横に今もオクラが実をつけ、芋は葉が勢いを増す様がある。その他にも、庭で手を焼く雑草退治のため、花壇とコンクリートの隙間と軒下の敷石の間にセメント塗りを行った。庭の改修のときに左官さんからいただいた鏝(コテ)、セメントを塗る道具のおかげだが、塗る前に大変な作業(準備)がいることも教えられた。休むことなく仕事をくれる自然とのやり取りを楽しんでいます。写真は、裏の畑。

2021年09月01日