219号:プレミアム付き商品券

長崎県では、2月22日に県全体の感染段階が警戒警報から注意報に切り替えられた。そして、壱岐市では早速に経済活性化対策の「壱岐市地産地消応援プレミアム付き商品券」、「島民限定宿泊応援キャンペーン」の案内チラシが配布された。22日夕には、23(祝)日の商品券販売場所についての放送もあった。“まぁー慌てることはない”出かけのついでに買えればと思っていた。が、23日夕刻の放送で商品券販売終了の知らせがあった。日常消費は縮む傾向にあるが、7000円の商品券5000円販売の誘いに掻き立てられた人が予想より多かった。キャンペーンは、各地で行われているが気になることがある。それは原資が国からの補助金であること。日本の政府債務は、国内総生産の265%と先進国で最高にあることを思うと、いつまでも国頼りでよいのかと考える。世界ではSDGsといって、持続可能な社会づくりが目標とされている。自分たちの力で将来の在り方を見据えた政策がなかなか見えないところが、地方の課題かもしれないのです。写真は、春の訪れを告げる木の花。

2021年02月24日